今回は、アンティークなホワイト塗装にチャレンジしてみたいと思います。
バーナーで焼いて、焼き杉風の上に白塗装。それをヤスリがけしていい感じに仕上げちゃいます。
もちろん塗装チャレンジだけじゃもったいないので、植木鉢のハンギングを作ってみます。
それと前置き!夜作業なので写真暗めですがご了承を。
では、やらかします。
木材をカット
木材をカットします。杉とかの荒材系の方がいいかと思います。なるべく木目がある感じの木材をチョイスします。2x4材とかだと雰囲気でないかもです。
カットしました。
板材と、板材の端っこをカットして角材を作成。サイズは置きたい植木鉢の大きさを考える+ハンギングするために縄を4角に通しますので、やや大きめに。角材は幅さえ合っていれば適当でOKです。
写真で3セット分です。板材1に対して角材2でOK。
穴あけます。
植木鉢を置く穴をあけます。
木工用のサークルカッターを使用します。板材の中心を割り出してそこに穴をあけます。
真ん中を出すには、対角を結んだ線を書けば中心にバッテンができます。この合わさったとこが中心。
植木鉢が丁度よくはまる大きさであけましょう。
はじめは、表からあけていきます。
全貫通しないうちに裏返して、おなじ場所に中心のドリルをあてがって穴をあけます。
中心は、すでに貫通しているので裏返しても中心はすぐに分かります。
これをしないで、一気に表からあけてしまうと、裏がバリだらけになります。
少しめんどいですが、バリバリを避けるためのポイントです。
穴あきました。
植木鉢に対してこんくらいの大きさ加減です。(分かりにくくてゴメンなさい。)
穴をあけたら、写真の位置に角材を裏からビスどめします。
角材は両はじに取付けてください。
写真でみると小さいバッテンが付いてますね。
これが縄を通す場所のマーキングです。4箇所マーキングしてここにも穴をあけます。
ドリル径は5mmくらいですね。穴をあけてる写真とるの忘れましたが、組み立てはこれだけです。
焼きます。焦がします。黒くします。
ここから、雰囲気だし部分です。
バーナーで豪快に焼きます。作業時は冬。寒空。日没後。暖かくて良い作業です。
寒さに暖ということも相まって、ここまでカリカリに焼きました。
目安としては全体的に、まんべんなく黒くなるまで焼きます。
削ります。塗ります。ヤスリかけます。
先ほど、焦げ焦げになったのを、削っていきます。
ですが・・・削ってる写真がありません。
道具としては真鍮ブラシです。良くサビとりとかに使うアレです。
それを木目に沿って、ガシガシします。すると堅い節の部分が残って下の写真みたいになります。
削って、せっかくいい雰囲気になったのを、今度は白く塗っちゃいます。
手間かけてます。水性の普通のペンキを刷毛で、こんな感じに塗ります。
どうせあとで削っちゃうので刷毛目とか気にしないで適当でOKです。
乾かします。水性塗料は塗るの簡単で乾きも早めですが、ここでちょっと休憩。
のんびりと乾き待ちです。
せっかちさんは、ドライヤーとかで乾かすと早く乾きます。でも、あまり近付けると熱を持ちすぎるのでご注意を。
そんなこんなで乾きました!
乾いたら今度は、紙やすりをかけていきます。
これも真鍮ブラシ同様に木目に沿って、木目を出す感じでかけていきます。
ヤスリをかけていくと茶色の木目が表れて、いいアンティーク感が出てきます。
使いこまれた、ヨーロッパのガーデンチェアみたいな感じになります。
縄付ける>吊るす>完成!
ここまで来たら、縄付けて吊るして完成です。
今回は更に雰囲気アップのためにジュートコード(麻)を三つ編みにしたものを使用しました。
手順としては、結んでコブを作った縄を下から穴に通して対角の穴に通します。ここでコブを作れば抜けなくなります。これをもう反対側も同様にします。
下から見るとこんな感じ。
んで、上で束ねて輪っかになるように結わきます。
途中の写真が無かったので、すでに使用中の画像ですみません。生木に引っかけてます。
これで完成。
明るいとこだと、こんな感じの仕上がりになります。
いい雰囲気に、木目が浮き出てヤレ感も出ました。
今回は結果、ガーデンアンティーク調になりました。
手間はかかりますが、バーナーで焼いて塗っても楽しいものです。
焼くことで腐食防止にもなるし雰囲気アップは出来るしで一石二鳥です。
これで引っかけるフックにもこだわってID金具シリーズのハンモックフックとかなら更に完成度が上がるかもしれません。室内で使用する時には試してみたいと思います。