屋根同様に、壁なんてなくてもいいんです。室内だから風吹かないし。
ただ、当初の目的である、パーソナルな空間を作り出すには、大事な大事な壁。
これさえ作っちまえば、賃貸だろうと何だろうと、ビス打ち放題の壁ができるわけで、つまり、『 俺の壁 』ができるって算段です。
では、壁の計画を立てます。
フレームが立ち上がった現状、2面をふさぐという事以外、壁に関しては、無策です。
再度、フレームの大きさを確認。
2面のうち、長辺は2000mm、短辺は、1088mm。
壁となる板は、外側からビス打ちしよう!そう心に決めました。一番楽そうだし。
ただねっ、これを板で塞ごうとすると・・・。
そうっ!。DIYをよくやる人なら分かりますよね。板ってサ・ブ・ロ・クの大きさが基本なんです。
つまり、サイズが、910×1820。となると超々中途半端なサイズなんです。
つまり、こんな感じになってしまうのです。
サブロクの板を、縦にしようが、横にしようが足りないわけです。
しっかりと計画しておけば良かった。
こういう場面に直面した時、人は、そう思うのです。
そこで、英断しました。3×10の合板使えばいいじゃん!
3×10とは、3尺×10尺。つまり、910mm×3030mmのサイズが存在するのです。
存在すると書いたのは、売っている店が少ないからです。どことは、書きませんが、英断を行った現場である、とあるホムセンさんには有りませんでした。結構大きい店でしたけどね。
なので、ありそうなホムセンさんに移動です。
ここでポイントとなるのは、木材にチカラを入れているホムセンさんであること。
たどり着いたのは、緑色がイメージカラーで、建築で有名な企業のグループ会社であるホムセンさん。
ありましたよ!3×10の合板。構造用合板の9mm厚を2枚ゲット!。
価格は、@¥2,695×2枚=¥5,390-(税込)
これを、うまい事切り刻みます。
このままだと、ハイエースにも載らないのでカットしてもらいます。
(このホムセンさんの会員になると、カット料が無料になるそうなので、同行者を入会させました。)
こんな感じで切り刻みました。
2000mmを切り出した残材幅を約1025mmと書いたのは、カットしてもらう時にパネルソーの刃の幅で、このくらい削れるからです。
この1025mmを短辺の壁に使用します。
短辺の壁の幅は、1088mm。足らないじゃんと思われたあなた。
こんな風に、ごまかせば何とかなるのです。DIYには妥協と、木材を無駄にしない事が大事です。
短辺のフレームである2×4材は、広い面がコチラを向いているのです。これポイント!
壁を取り付けるフレームの幅は、確かに、1088mmです。ただ、フレームの2×4材の幅が89mmなので、フレームの内寸は、910mmなのです。
壁にする合板は、外側から取付けます。なので、この910mmの幅を覆い隠せば、内側からは見えません。つまり、1025mm幅の合板で見事!こと足りるわけです。
という事で、無事に壁となる木材は入手できたわけであります。
ここで、壁となる合板の配置をおさらい。
うん。欠落はなしと!
でっ、壁紙ってどう貼りましょう?フレームに付けてから貼るか、板の状態で貼るか?悩みどころです。
でも、楽なのってドッチ?。多分…板の状態。
ってことで、次回は、『板の状態の壁に壁紙を貼る』っていうお話です。
・・・この記事のタイトルが、『壁を作る』なのに完結しないでかたじけない。