作り始める前に、現調です。
現場を知らねば、計画が立てられないので重要な工程です。
今回使用できるスペースは、ここ。
実に、狭小物件であります。
赤く塗った部分が、室内建築に許されたスペース。これ以上の譲歩は不可。
高さは天井高まで、使用可能。だと思う。
では、さっそく実測してみます 。
まずは、高さから。天井までの高さを計測します。
高さは、2700mmあります!。普通の住宅が2400mmくらいだから、300mmも高い。
これなら屋根の高さを高くする事ができる。
片流れ屋根もできるかもしれない。いけるぞ。これなら。
次は、奥行きを計測します。
左の壁から、邪魔な存在の柱までの距離は、約1130mm。
1200mmくらいはあるかと思っていたが、残念。
最後に、1番長い長辺部分を計測。こちらは、邪魔な柱はないので、期待大。仕切りに目印もないので、ごまかしも効くはずです。
では、実測。
うんっ!これは、いける。後ろに壁も柱もないし、伸ばそうと思えば、もっと行ける。
でも、そこは自制心で、2000mmにとどめて我慢しておきます。
という事で、今回の許されたスペースの計測が完了。
高さ2700mm・長辺幅2000mm・奥行1130mm に決定したわけです。
畳の大きさは、関西と関東、さらに東海とかでも大きさが違うので、間をとって、910×1820mmだとすると、今回のスペースは、
1畳+ちょっとのスペースって事になるのです。
という事で、スペースの制限を受けながら、この企画は始まるのです。
つまり、ここに小屋を作りますよ。
次回…『床を作るという話』に続きます。だって、床が展示会用のクッションフロアーなんだもん。