IDシリーズの1x4用棚受けを使うと、簡単にディスプレイに最適なちょこっと棚が作れます。幅も自由に決められて、安い1x4材を棚板として使えるのでコスパも良好です。
- 用意するのは金具・1x4材・ビスだけ! -
1x4材を1枚使うものと2枚使うものがあるので奥行も選べます。
写真の上の段が1x4材1枚用。下の段が2枚用を使用しています。
このように使用すればひな壇的な飾り方もできます。
部材の準備!
- 1x4材 910mm 1本
- 1x4用棚受け2枚用 1セット(ID-001)
- アングルx4幅スリム 4個(ID-013)
- 黒亜鉛 鍋頭タッピング 4x16 16本
- 黒亜鉛 六角フランジタッピング 4x16 6本
- 水性ペンキ・刷毛・紙やすり など
- ドライバー
部材表と木材のカット寸法は以下からダウンロードできます。
PDFデータでのご提供となります。閲覧には、Adobe Acrobat Readerが必要です。
作業開始!
①塗装します。
木材は、910mmの長さの1x4材から350mmの長さ×2本でカットしておきました。なのでいきなり塗装をします。雰囲気付けのためにエッジをカッターで削ります。
詳しくは、【足場板・古材風メイクをビスと釘を利用して簡単に作る。】を見てください。
塗料はローズガーデンカラーのシェヌを使いました。
前回なにかで使用して余っていたもので・・・水性です。
塗るとこんな感じに仕上がります。
もう少し、雰囲気作りで汚そうを思いましたが、今回はこの程度にしておきます。
②組み立てます。
1x4材の両端部にスリムアングルを取り付けます。この時点では、とりあえず片側ですが。
これは、飾りの意味もありますが、これを付けることで棚受けから1x4材が抜けなくなります。
雰囲気作りと実益を併せ持った工作です。これ付けるの前提であれば木口の塗装も適当に手を抜けます。
木口って塗料吸い込むし、塗りにくいですもんね。
スリムアングルを最終的には両側付けるのですが、
片側を付けた状態で、棚受けに通していっちゃいます。両側付けちゃうと通らなくなりますので。
棚受けの向きに注意しながら差し込みます。
両側通しました。棚受けの向きはこんな感じです。
両側通したら裏に返します。
この状態で、スリムアングルをもう片方の木口に取り付けます。
これで、1x4材が棚受けから抜けなくなりました。
組立はこれだけで完成です。
③壁面に取り付けます。
取り付け用のビスは、雰囲気重視で六角フランジタッピングを使用します。
サイズは4x16で、6本使用します。
ビスは1番上の穴から打ち込みます。
この穴だけ横に少し楕円になっていて位置の調整がきくようになっています。
なので左右の棚受けの1番上の穴だけに軽く打ち込む⇒少し離れてバランスを見て整える⇒打ち込んであるビスを本締めする⇒残りの4本をビス打ちする! となります。
棚受けの前側から打つと少しビスに届きにくいので長いドライバーが便利だと思います。
はじめの写真に戻っちゃいますが、これで完成です。
あとは好きな小物を飾れば、便利なちょこっと棚になります。
賃貸の方は壁にビス打ちできないので、2x4材をディアウォールとかラブリコとかウォリストなどで柱にして、そこに固定するのもいいかなと思います。
備考・・・
1x4材の木口にスリムアングルを取り付けるのが面倒くさい方や、そこまでしなくても良いよ!という方にお知らせ。
1x4材の抜け止めはビス打ちだけでもできます。少し頭の大きなビスを打っておけば抜けなくなります。
今回は、手元にちょうどあったので、すっごく速い金具用三条ビスを使用しました。
もちろん他のビスでも大丈夫です。頭形状はシンワッシャーとかトラスとかいう名称のものが使いやすいと思います。ネジの径は4mm位ですかね。
ということで以上、備考でした。
部材表と木材のカット寸法は以下からダウンロードできます。
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