こんにちは!とっきーです。
いよいよ本格的な冬が到来しますね。寝具の交換や暖房器具の掃除など、もうすでに冬支度をした方もいるのではないでしょうか。今回は皆さんに是非やってほしい、少し変わった冬支度を提案します!
この記事の内容
断熱窓のススメ
家の中で最も熱を逃がしやすい部分はどこか知っていますか?
答えは「窓」。冬はなんと約50%もの熱が逃げだすと言われています。
これは一般的なガラス窓やアルミの窓枠が熱を伝えやすい素材であるためで、それにより暖房効率が下がりエネルギー消費が無駄になるという問題点があります。
さらに外気との気温差で発生する結露も厄介者。
毎朝ビショビショの窓を拭くのがめんどくさいし、カビも生えやすくなり不衛生です。
ここでオススメするのが「断熱窓」です!大掛かりなリフォーム工事をしなくても、簡単に断熱効果をアップするDIYアイデアをご紹介します!
冬の間ずっと閉じたままの窓
冬って時々換気はするものの、窓を開けることってあまり滅多にないですよね。
私の自宅の一角にも、冬の間ずっと閉じっぱなしの窓があります。
例えば廊下や階段、浴室などに全然使っていない窓ってありませんか?
今回はそんな窓にぴったりのDIYです。
早速作っていきましょう!
ホームセンターで材料を揃える
使う材料はこちら。
- プラダン(プラスチック段ボール) 437円 ×3
- 1x4木材 327円 ×3
- すきまテープ 140円 ×2
- DIY-ID金具 1x4用ジョイント 180円 ×8
合計 約4,000円
プラダンはホームセンターに併設の作業コーナーでカットしました。
窓のサイズ的に一枚では足りなかったのでツギハギです。持って帰るのにも楽ですしね。
木材は安価で便利な1x4木材。弊社オリジナルのDIY-ID金具と相性抜群です!
それからすきまテープです。木枠の外周を埋めるのに使います。
イメージはこんな感じ。
窓の形に切り抜いたプラダンをはめて、その上からさらに木枠で押さえるという形です。
プラダンの空気の層や木の熱を伝えにくい性質が断熱効果を発揮します。
さらにすきまテープのクッション性を利用して、窓との隙間を埋めて断熱性を高めると同時に、暖かい時期になったら簡単に取り外しもできる・・・という代物です。
断熱窓DIYスタート!
材料がそろったところで早速組み立てていきます!
まずはプラダン。
継ぎ目部分を透明なテープで貼り付けて大きな1枚にします。
このプラダンを…
そのまま窓にはめます!
窓の取っ手部分が少し干渉したのでそこだけ追加でカットしました。
これだけでも何もしないよりは格段に断熱効果があります。
が、やはり見た目がイマイチですよね~。
ということでさらなる断熱効果アップ&見栄え良くするために木枠を作っていきます。
木枠を組み立てる前に、あらかじめターナー色彩の「アンティークワックス」で木の保護と塗装をしておきます。
使用した色は「ラスティックパイン」という色です。
もうDIYの度に定番で使っているこのワックス!ウエスで直接塗ることができたり、イヤなにおいもしないので室内で使いやすいところも最高です。
こちらの画像、上が未塗装、下が塗ったもの。
ほんの少しの違いなんですけどね。
グッと質が高まる感じがします。
ターナー色彩「アンティークワックス」について
天然素材のミツロウを使用した、人にやさしく安全性の高いワックスです。
アンティークワックスの特徴
- 自然素材(天然素材)を使用した、人に優しく安全性の高いワックスです。
- 天然素材のミツロウが主な原料です。
- 溶剤は、臭気が少なく毒性の低いノルマルパラフィンを使用しているので安全・安心です。
- 木の保護と着色を同時に行えます。
- 嫌な臭いが少なく、気軽に使えます。
- 固練りなので、ウエスやスポンジで簡単に塗ることができます。
- 手や塗装箇所以外を汚さずに使用できます。
- ワックスの伸びも良く、キレイに簡単に仕上げができます。
- 塗装後の色移り、ベタつきが少なく用途の幅が広がります。
引用元:https://turner.co.jp/antiquewax/
1x4用ジョイント金具で組み立てる
いよいよ木枠を組んでいきます。
組み付けに使うのは1x4用ジョイント金具です。
軽くて扱いやすい1x4材にピッタリのジョイント金具です。角度も決めやすく、強く締結ができます。小さいながら目立つ形状なのでアクセントとしても効果的です。
ビスも金具に合わせて黒亜鉛メッキのビスを使用しました。
木枠のできあがりです!
あっという間に組みあがりました。
・ID-026 1x4用 Tジョイント
・ID-025 1x4用 Lジョイント
それぞれ4つずつ使用しました。
プラダンの抑えとしては十分な強度だったので、コスパ重視で片側だけで組んであります。
また、今回はプラダンをツギハギしたために継ぎ目部分が目立ってカッコ悪かったので、
そこを隠すように2本の木材を渡して棚のようにしました。
木枠を窓に設置する
早速できあがった木枠を窓に設置しましょう。
周囲にすきまテープを貼ります。
両面テープ付きで簡単に貼れます。
色はグレーや黒などもありましたが、木の色味に合わせてブラウンにしました。
ギュギュっと、スポンジ部分を押し込みながら窓に固定します。
完成です!
断熱DIYで寒~い冬を快適に
いかがでしたか?
コストや作業内容的にも簡単に挑戦できるDIYだと思います。
その割に効果絶大なのでやってみる価値ありますよ~!
実際今回作った窓の他に、既に3箇所の窓断熱DIYを行って去年一冬過ごしているのですが、暖房の効き具合が全く違います!今回追加で製作した窓断熱も、今年の冬は活躍してくれることでしょう。
また、木枠の棚部分を冬の間の植木鉢避難場所にしました。
こんな風に自分好みのアレンジもできるのがDIYの醍醐味ですよね!
是非試してみてください!
それではまた。とっきーでした!