頑丈で無骨なイメージで好評の、DIY_IDのソーホースブラケットにホワイトバージョンが追加されました。
で早速ですが、このホワイトホース(白いソーホースなので…)を使用して簡単パレット風ラックを作ってみたいと思います。今回、本物のパレットを使用すると高いし重いので安価で定評のすのこを使ってみたいと思います。
パレットみたいに見えてる部分が、すのこ!安いし、軽いし、いろんなとこに売ってて便利。
白のソーホースとも相性抜群だし、んじゃ、作ってみましょう。
この記事の内容
手順① 材料を用意する。
部材表と木材のカット寸法は以下からダウンロードできます。
①木材を用意
使用するのは、2x4材とホームセンターで売っているすのこ。
すのこは安いもので問題ないので、ホームセンターさんのプライベートブランド品で充分!
今回使用したのは、これ↓。2枚セットで400円しません。
2x4材は、下記の通りにカットしてもらってください。自分で切るのが大変な場合はホームセンターさんのカットサービスを利用。自分は会社での作業なのでスライドソーを使用してカットしました。
②金具を用意
ID金具は、今回の主役ソーホースブラケットのホワイトを2箱用意。
③ビスを用意
ビス-1)ソーホースブラケット固定用のビス。
ソーホースブラケットは、ビスをいっぱい打つので早打ち自慢の、すっごく速い金具用ビス4x16を使います。必要本数はトータルで、80本。
ビス-2)ソーホースにすのこ固定用&すのこ組立用ビス。
すのこ固定用ビスは、木が割れにくいビスの3.8×30 16本くらい。
すのこ組立用のビスは、同じく木が割れにくいビスの3.8×45 8本くらい。
買ってきたすのこを2枚合わせた時に、突き抜けない長さにしてください。
④塗料を用意
ホワイトホースの、イメージに合わせたいので薄めの茶色がいい!。ローズガーデンカラーズのエラーブルを選~ぶる。水性なので塗りにくければ水で薄められるので気軽に使えます。このほか、刷毛とヤスリが必要です。
部材表と木材のカット寸法は以下からダウンロードできます。
PDFデータでのご提供となります。閲覧には、Adobe Acrobat Readerが必要です。
手順② 作業開始(すのこをパレット化するための下準備編)
そう!何かが違います。そうなんです、すのこには耳があるのです。耳があるパレットもありますが、素敵なパレット(海外もの)は耳がないのです。今回はこれを目指します。なので邪魔な耳をカットしていきます。
手引きのノコギリでも、簡単に切れました。一応パッケージには桐と書いてありました。異常に柔らかいですね。
手順③ 作業開始(塗装編)
2x4材は、カットした端面がケバケバする傾向にあるので、軽くヤスリを掛けます。
今回は、上はソーホースブラケットの中に入ってしまうし、下は脚キャップを付ける予定なので、そとに見える部分は、上に乗っかる2x4材だけなのですが、精神衛生上良くないので全てのエッジにちゃんとヤスリをかけていきます。
ホームセンターで切ってもらえば、ここまでケバケバになることもないと思いますが、会社のスライドソーの刃が末期のようで、こんな感じになってしまいました。
2x4材は柔らかいので軽くかければキレイになります。
ケバケバがなくなればOKです。トゲが出てると手に刺さって痛たたっ!なので、それをとるイメージで。
で、下処理が終わったら塗っていきます。
材料準備編でも書きましたが、ガーデンカラーズのエラーブルという色を選~ぶるしたので、うっすい感じの色ですがすわっ~っとぬりぬりします。
塗ってもあまり変化なしな感じですが、黄色みを増した感じでナチュラルに塗れました。
同じ色で、すのこも塗っておきます。
手順④ 作業開始(組み立て編)
塗料が乾いたら、組み立てに入ります。塗料を塗るまでで、作業工程の8割程度が終了。あとは簡単です。
まず、ソーホースブラケットに2x4材を差し込んでいきます。
片側差し込み!
もう片側差し込み!2x4材を購入したお店によって太さが違うのでキツイ場合もあります。トントンすれば入りますので、しっかりと奥まで差し込んでください。
このビスの打ち順序間違いです。写真撮るために焦りました。ほんとは表面が優先です。側面はあとから。
数字が正解。表裏・横横です。この順番じゃないと木材にピッタリとくっつきません。
無事にビス打てました。なんだか愛嬌のある感じになります。 これを4セット作ります。
4セットのうち2セットを写真のようにならべます。
上に橋渡しの2x4材を置いてビス留めします。
これを2セット作ります。これで土台(ソーホース)の完成です。
それでは、楽しみな天板取り付け作業に入ります。まずは、すのこを1枚裏返しに設置します。
バランスをみて、すのこをソーホースにビス留めしていきます。
全て固定ができたら、もう1枚のすのこを被せます。
裏面(下側)からビス留めしていきます。ビスは長めのものを使用します。普通のコーススレッドだと割れる可能性があるので、木が割れにくいビスがおすすめです。
何ヵ所か、すのことすのこがパタつかなくなるまでビス打ちします。
もともと組み合わせて使う用途ではないので下の写真のようにズレますが、まぁ、許容範囲ってことで。
あとは、ソーホース用脚キャップを付けて完成です。こちらも、追加カラーのライトグレー!4パック必要です。
完成!
完成です。黒のソーホースも無骨な感じで良いですが、白は全然感じが違く、さわやかな仕上がりになりますね。
ナチュラル系のカフェや、アパレルショップに合いそうです。
総括
すのこを使用したため、雰囲気のわりに部材の費用が安く抑えられました。
ただ、思いのほか、すのこの剛性感が無く持ち上げると少しタワタワした感じになってしまいました。
すのこの裏面に補強の板材でも留めることができれば、もっと完成度が上がるかと思います。
また、脚キャップをはめたので室内でも、床のキズ付きなどの心配もなく安心して使用できる仕様となりました。
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