BRPコートは、美しい黒色でありながら、超高耐食を実現した薄膜表面処理技術です。
BRPコートの一番の特長は、やや艶を落とした美しい黒色です。それでいながら、塩水噴霧試験3000時間をクリアという超高耐食性能を有しています。
鉄亜鉛合金を下地に打ち込む事で、表層に傷がついても、犠牲防触効果を得られ、錆びの広がりも抑制します。また処理中に水を使用しないので、水素脆性の心配もありません。
厳しい自動車メーカーの基準をクリアした、自動車の外装ネジにも使用されている信頼のコーティングです。
耐食性能
塩水噴霧試験
環境性能
その他特長
※1)細径や等級が高いねじは影響でる場合があります。 ※2)処理温度180℃程度
被膜構造
Zn粒子被膜
鉄亜鉛合金の粒子を高速でぶつけ、衝撃エネルギーによって圧着させるメカニカルコーティング。水処理なし。
BCコート
Zn粒子被膜とキレート反応を起こして不導体膜となり、架橋反応により強固な防錆皮膜となります。
ファスナコート層
最終処理として、フッ素樹脂含有のファスナコート処理を行うことで、高耐食性・トルク安定性・潤滑性・耐候性を付与します。
BRPコート性能まとめ
高耐食表面処理の相談受付けます。
- ステンレスを使用しているが、耐食性を落とさずにコストダウンしたい。
- 異種金属の接触により電食が起きて、早期に腐食して困っている。
- 304系のステンレスでも錆びが発生して困っている。
- ステンレス同等の耐食性で高強度のボルトが必要。
など、お困りごとをお聞かせください。