12mm厚の板材で、引き違い戸が作れるアルミ製のレールです。
今あるオープンボックスに扉を付ける。DIYでいちからボックスを作って扉も付ける。
どちらの場合も使用できます。
板厚が12mmであれば、合板・集成材・無垢板材など材種問わず使用できます。
専用のレールなので、簡単に美しく、好きな大きさで引き戸を作る事ができます。
様々な素材で引き違い戸ができます。
板厚が12mmであれば、材質問わず使用できます。(端面が削れやすいもの・歪みが発生するものは不可)
例えば
Lineup
12mm厚の板が引き戸になるレール
- 長さ ⇒ 900mm・1200mmの2種類
- 色 ⇒ シルバーとブロンズの2色 (セット内容:レール上下・取付用ビス)
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取付け方の例
すでに外箱ができていて、そこに扉を付ける事を想定して説明します。外枠も含めて作る場合は別記事をご覧ください。(準備中)
① 扉の大きさを決める
扉を付けたいボックスの内寸を計測します。
扉の大きさは、以下のように決めます。(扉と扉の重ね幅を30mmとした場合の設定)
これで、扉の大きさが決まりました。決まった大きさで、12mm厚の板をカットしておきます。
- 高さは、200~450mmの範囲
- 幅は、レールの長さ内(1200mmまで)
で使用してください。板に歪みがあるとレールにはまらない、外れてしまうなどの不具合が発生する場合があります。
② レールをカットする
必要があれば、レールを金切鋸でカットします。ボックスの内寸横幅に合わせますが、3mmほど短く設定することをオススメします。
アルミ製のため、電動工具を使用しなくても、金切鋸でカットできます。
切り方に関しては、下記の記事をご覧ください。
③ レールに下穴を開ける
レールの中心にV溝があるので、このラインに沿って、3.2~3.5のドリルで付属のビスの本数分の下穴をあけます。
上下レールとも、同じように下穴をあけます。
下穴を端にあけすぎると、取り付けの時に、ドライバーを回しにくくなります。端部の下穴は、端面から18mm以上あけると施工しやすくなります。
ビス固定が確実ですが、穴あけが面倒な場合は、接着剤や両面テープでも取付けができます。接着の場合は、金属と木材に使用できる、スーパーX/ウルトラ多用途S・U/ゴリラグルーなどを使用してください。
両面テープの場合も同様ですが、木材の表面粗さによっては、付かない場合もあります。また厚みがあるテープを使用する場合は、厚さを考慮して扉高さを決める必要があります。
④ 付属のビスで固定する
上レール・下レールを良く確認して、付属のビス(タッピング鍋頭3×12)で固定します。
レールの溝に、ビスの頭部がおさまるように、まっすぐに打ってください。溝からビスが飛び出ていると、引き戸がスムーズに動かなくなります。
⑤ 扉を取り付けて完成
最後に扉をレールにはめて完成です。
奥側になる扉から、上レールから入れて、下レールに落とし込むようにはめます。手前側の扉も同様に取り付けます。
How To
12mm厚の板が引き戸になるレールを使用して収納を作っている記事もあります。
Package
上下レールと取付けビスがセットになった、吊り下げパッケージとなります。
こちらの商品は『ねじナビ。』でも販売しています。品番をクリックで商品ページに移動できます。