DIY超初心者のための、超BASIC講座を始めます。
ひとことにDIYといっても
ほんとに幅広くていろーーーんな種類がありますよね。
中でも工具を使ったり、
木材をつなぎ合わせて棚を作ったり
いわゆるハードなDIYをおしゃれにお助けするのが
DIYインダストリアルデザインの商品たちです。
最近DIYを始めた~って方や、興味はあるけど、なんだか難しそう・・・・
と思っているそこのあなたへ!
これからDIYをやる方に向けて、BASIC講座を開講します。
第1弾は、超今更ではありますが
ねじ類・金属部品の基礎中のキソ知識をまとめます♪
ねじのサイズって正直わかりづらい。
ホームセンターに行くと、
金物コーナーやDIYコーナーというところにねじが売っています。正直地味です。
どれどれ、パッケージ表記を見てみると・・・・
商品に付いてるシールのアップ
これは弊社の品番で「36-184」という
材質「ステンレス」の「六角ボルト」という種類のネジです。
ふむ。この「M6×10」がサイズっぽいな・・・
でもでも、どの表記がネジのどの部分のサイズなのか、
混乱しますよね( ˘•ω•˘ )
まずMってなに?!ってところから!!!気になりますよね~~~~
早速解説!M6x10を読み解きます
- ネジの世界ではセンチ(cm)は使わずに、ミリ(mm)でサイズを表します!
- 今回は、ナットを留める事ができる、先端が尖っていないネジのお話です。
では、さっそくM6という謎のアルファベットと数字のとこから解説していきます。
前提でもあった通り、ネジの単位はミリで考えます。
小学校では10mmや5mmとならいましたが
ネジの世界では頭に大文字のMをつけることで太さを表します。
M6⇒6ミリのねじ径(太さ)の事なんです。
※外径6mmといってもピッタリ6mmではなくて規格上6mmってことです。一応。
このM6というのは、ネジが切ってある部分の太さなので
ねじ頭の大きさとは違うので注意が必要です(/・ω・)/
ちなみによくお客様から聞かれるのですが
M7、M9、M11というネジ径は、ほぼ絶滅していて流通していません。理由は謎です!
そして後半の×10はネジの長さがどれくらいかを表しています。
職人さんや玄人さんはロング(LONG)のLをとってL寸なんて呼んだりします。
あっ。これも規格上の長さで、大体はこれよりも短いです。
そのため規格上の寸法ってことで呼び寸なんて言い方もします。
たいていネジ頭の下の部分は首下と呼ばれ
ネジが切ってありますよね。
横から見るとギザギザしてる部分です。
ねじサイズの見方をまとまると・・・
こんな感じですかね~
皿頭などの例外も一部ありますが(皿頭はネジの全長がL寸)
概ね、画像のイメージのような理解で大丈夫です!
相手材のネジの長さがどれぐらい必要なのか、そして相手材の長さや用いる素材によっても
首下の長さは変わっていきます。
ねじ径、頭のサイズも多種多様!十人十色です(*’▽’)
見極めは難しいと思いますので
DIY用品の売り場の方と相談しながら決めてくださいね ♪
ネジのサイズは規格で決まる!!!
ネジにはたくさんの種類があるのですが
ねじの「規格」というルールがあって、作られています。
昔、ねじは職人がつくっていました。
雌ねじ(内側にねじ切がされている)と
雄ねじ(一般的にみるいわゆるネジ)を
鍵のように、ひとつひとつセットで作っていたのです。
時を経て産業革命後には金属ネジが大量生産される必要があり、
ねじを生産する為の機械が生まれました。
その時、ねじがルールに則っていないと、
あるところでつくったねじが、別の場所ではつかえないなんてことが!
それでは困ってしまいますよね。
そこで、作る際のサイズやルールを世界共通(あるいは日本)で決めてしまおう!
としたのがネジ規格となります。
現在の日本では主にISO規格(国際標準化機構)とJIS規格(日本工業規格)が使われます。自分の使いたいネジが、どんな規格にのっとっているかどうか
を調べてみるのも楽しいかもしれませんね♪
あと、ホームセンターに行ったら、ネジの太さを調べる便利グッズがあります。これに自分で持っていったネジをクルクルすると、そのネジの太さが分かります。
良く使われる規格のサイズでラインナップしています。お店で見つけたら触ってみてください。